「英語が得意になるために」

今日はいつもとテーマを変えて、英語を得意にするにはどうすればいいかを書いてみたいと思います。
対象はこれから中学生になる小6生、現中1生、中2生です。

小6生の皆さんはすでに小学校でも英語に触れていたり、塾で中学の予習をしていることでしょう。特に塾で勉強している皆さん、英語を毎日音読していますか? 
英語を得意にする方法は難しい問題集を解いたり、有名な英語教材を使うことではありません。学校の教科書で十分です。
ただし、教科書だけでは十分ではありません。
ぜひ教科書のCDを購入してください。

まずは単語の発音を何度も聞きます。強く読むところや弱くなるところをしっかり聞いて何度も口に出して発音してください。大袈裟なくらいでちょうどいいです。姿勢は良くして、おへその下あたりから声を出すような感じです。英語の発音は日本語と違って最初は疲れるものです。
次に教科書の本文です。CDを聞いて、強く読むところや弱くなるところだけでなく、文の後半が上がり口調なのかどうなのかもしっかり聞きましょう。
そして、自分で真似ます。テキストを見たままでいいです。何度も何度もできるまで読みましょう。まとめてやると大変ですが、学校で勉強した分だけ家でやるなら、分量も大したものにはならないはずです。
覚えようとする必要はありません。何度も読んでいたら気がつけば英文が頭の中に入ってしまいます。中学生の教科書の英文のほとんどを頭の中に落とし込むのが目標です。
できれば、毎日毎日、教科書の最初のページから今日学校で勉強したところまで一気に読むことをその日の締めにしてください。
面倒だなぁと思うかもしれません。
そんなことをしなくても学校のテストは点数取れるよと思っているかもしれません。確かに音読をしなくても問題をそこそこに解いていればそれなりにはなります。でも、そういう英語の勉強法はは科目としての英語の勉強であって、語学の訓練ではありません。

語学はスポーツと同じです。できるようになるまで何度も反復することが大切です。英語が得意になりたいのなら、まずはひたすら音読してみましょう。ただし、ただの音読ではダメです。模範のリズムと抑揚や高低に注意しながら真似て読むようにしてください。お経でではないので単調に読んでも効果はありません。
毎日10分でも、いや5分でも構いません。いろいろなことに手を出す前にまずはこれをやってみてください。小中学生の皆さんなら、どんどん効果が出るはずです(ちなみに、大人の方の場合は毎日行うことで現状維持出来るくらいです)。

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